
仲がよかった友だちも、長年連れ添った伴侶もいなくなってしまう。
これが私たちが老いてゆくということです。
それは誰にも避けることができない自然の現象です。
誰しもが無償にさびしさを感じるようになるでしょう。
わたしたちにできること、それはいつもそばにいること。
必要な手助けをすることはもちろんですが、
同じ歩調で歩き、同じ目線で話し、同じ空気をすう。
ともに悩み、悲しみ、そして笑う。
それがわたしたち三滝苑の目指す介護です。
個別のケアで、笑顔こぼれる尊厳ある生活を守ります。
私たちがいちばん大切にしているもの、それはお年寄りの笑顔です。消えそうな命を、日々守り続けることは大変です。毎日が辛いことも、避けがたい現実に悲しむことも、色々な矛盾に苦しむことも、たくさんあります。けれども気負わず、お年寄りとの生活の中に、小さな気づきや喜びを見つけることができます。それが私たちの「介護」という仕事です。
きめ細かな対応で、すべての方に食べる楽しみを。
入れ歯になってかたいものが食べられない。
いままでのように思い切って飲み込むことが難しい。
でも美味しいものを食べること、それはいつだって人生の楽しみなんです。
だから「口から食べることをあきらめない!」これが三滝苑のモットーなのです。
スタッフひとりひとりがお年寄りの毎日の健康状態を考えながら、
美味しくて健康にいい料理を自家製で作っています。
お体の調子にあわせたお食事づくり
三滝苑の管理栄養士が作る献立をもとに、外注ではなく専属スタッフがお一人おひとりの歯の状態、飲み込みの状態にあわせて、普通食、軟菜食、ミキサー食等をご準備しています。また医師と相談しながら、カロリー食、糖尿病食も対応しています。お肉やお魚のアレルギーのある方への代替食もご用意しています。
食習慣
長い生活の中で習慣化した食べ物の癖。三滝苑ではそんなお一人おひとりの食週間を大切にしています。
山と海、そして川。慣れ親しんだ広島の町を一望に。
小さなころから気づかないうちに視界に入っている広島の原風景。三滝山を背にしてパノラマにひろがる山と海、そして川のある風景。そこはかつていろんなドラマがあった檜舞台です。かわいい鴬が春を告げます。夏には蝉がうるさいぐらいなきます。木枯らしが街を紅葉させ、雪は静かに街を白く染めるのです。三滝苑で過ごす日々、それは一休みしてこの街をのんびり遠目で見る生活です。広島の街を一望できる風景が自然な安心感を与えてくれるでしょう。