1月臨床美術〜紫キャベツの迷路〜
2020年01月10日
スペインの芸術家ダリは、造形のモチーフを子どもの頃に見たり触ったりした身近な自然から着想したそうです。私たちの極み直にある自然、そのものが、実は最も独創的で斬新なのかもしれません。
そんなことを感じた今回のプログラムは、紫キャベツの断面を観察して、その素材の持つ線や形の面白さを体験して表現するものです。自分の好きな色を選び、それを描画版に広げてあとは思い思いにスクラッチしていくというやり方です。これがキャベツだと言われたら、確かにそうかもしれませんが、言われないとなんだか不思議たビジュアルだなと思うかもしれませんね。